from 脇本竜次
博多のカフェから、、、
本日は、ご質問頂いた内容に
お答えしていこうと思います。
実際の症例さんの情報を元に
考えていきます。
症例さんの情報ですが、
転落により外傷性くも膜下出血と
皮質下出血を発症されています。
opeはせずに、保存で経過している方ですね。
麻痺や高次脳機能障害はないのですが、
強い目眩と吐き気があり、起きるのも難しい
状態であるとのことです。
画像では小脳周辺に病変なしです。
なので、本日は目眩について
お話ししていこうと思います。
私は以前に、脳卒中の急性期の
患者様をみさせてもらっていたので、
非常によく遭遇する方だなと
思いました。
画像に写らない症状が出るんですよね。
CTやMRIの話をすると
尺が持たないんで、
そこの話は省きますが、
画像に写らない病変もあるんですよ。
けど、画像に写らない以上は
Drは治療しようにも治療できません。
なぜなら、原因の特定しようがありませんからね。
この場合は、時間による経過を見るのが、
まずセオリーでしょうね。
事故による精神的なショックの影響も
少なからずありますので、時間による
経過で症状が改善するケースも
大いにありますね。
つまり、原因は様々です。
①画像に病変が写っていない
②精神的ショック状態
③運動器系の異常
④前庭機能の異常
などなど、いろいろな仮説が浮かんできます。
ですげ、我々の重要視すべき仮説としては、
③・④の運動器系と前庭機能であると
思います。
それでは、運動器系と前庭機能の側面から
障害を解釈していこうと思います。
まずポイントとなるのは2つの筋と部位です。
1、後頭下筋
2、胸鎖乳突筋(乳様突起付近)
3、咬筋
この二つの筋に疼痛誘発動作をしてみてください。
後頭下筋は、眼球の運動とつながっており、
目の症状に影響を及ぼすことと、
胸鎖乳突筋(乳様突起付近)と咬筋は、
鼓膜張筋との繋がりがあり、
耳の症状に影響を及ぼします。
過去に、患者さんをみさせてもらった経験からは、
上記の筋に反応が見られていたので、
是非、試してみてください。
動画はこちら
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